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2017.06.10

イマピクトの写真仕上げのお話

こんにちは、みずぬまです。

イマピクトの写真の仕上げについてのエントリーです。

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写真の表現の仕方は十人十色、写真を撮る人間が持っている世界観や感受性も様々。
イマピクトの写真は、ざっくり言うところのイマピクトの世界観を表現しています。
目にうつる情景、その時々の空気感、そこに私たちの中にある想いをのせて、私たちのイメージするものに仕上げています。
正確忠実な色を表現するということとはかなり遠いものです。

このイマピクトの写真仕上げ、特にトーンであるイマピクトオリジナルカラーについて。

イマピクトが表現する写真、そのオリジナルカラーをイマピクトではimairo(イマイロ)とよんでいます。
imairoは私たちの目にうつるものの表現そのものです。
このちょっとクセが残るような色合いがimairoです。

ご紹介している写真を含め、imairoで仕上がった写真は撮影時にRAWデータで記録し、Adobe Lightroom Classicでimairoに仕上げ、RAW現像したものになります。
このRAW現像作業はかなり重要で、私たちのイメージするものに仕上げるためには必須の工程です。
imairoに仕上げるため、過去の膨大かつ様々な条件の撮影データをもとに調整をした大凡の現像パラメータ、イマピクトカラーのベース(イマピクトオリジナルのプリセット)を用いてRAW現像を行います。
このベースは時間の経過と、様々な想いの積み重ねによる私たちの感受性と連動する世界観に微細でも変化があるごと、機材の更新があるごとに、少しずつ少しずつ変化させています。

RAW現像作業は表現の精度を高く追い込む為、スペクトル式測色器による定期的なハードウェアキャリブレーションを実施したカラーマネージメントモニターを使用します。
その前提の上、実際の撮影データにイマピクトカラーのベースをあて、撮影条件や状況から様々なパラメータを経験や感覚を元に調整し、1枚1枚全てのデータを丁寧に心地よいところで調整してimairoに仕上げていきます。
細かいマスクワークが必要な場合、Adobe Photoshop CCで調整を加える場合もあります。

イマピクトではこのRAW現像の工程を、撮影と同じくらい重要なものと考えています。

そうして、イマピクトの写真は出来上がっていて、自信をもってお手元にお届けしています。
全てのご家族様で難しいことを考えて頂く必要は無く、インプットからアウトプットまで一貫した哲学のもとイマピクトが担保する品質のデータをお受け取りいただけます。

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